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新品目の販売拡大に向け、
今、仲間とともに意欲を燃やす

 
長年、部会を牽引!地域の複合農業化に大きく貢献

ここに新たな品目の販売拡大に向け、仲間と共に野心を燃やす生産者がいます―。
成田修一さんは、就農34年目、ほうれんそう栽培に関しても20 年目を迎える、まさにその道のプロ。大森町野菜部会の役員として、確かな栽培技術と温和な人柄で、地域の営農を牽引し続けています。
今でこそ、管内において葉物野菜の先進地域として位置づけられる大森地区。しかし、「かつては、稲作偏重型で野菜を作っている農家はほとんどいなかった」「今の部会のメンバーが一丸となり、手探りでここまで広げてきた」と振り返ります。

仲間とともに描く産地化への道

周年で行うほうれんそう栽培にとって、勝負所となるのは、夏場。市場でのニーズが極めて高くなる7月〜9月に、いかに品質の良いものを、いかに多く出荷できるかが一番のポイントとなります。
高温が大敵と言われるほうれんそう。その悪条件の真っ只中に、良質なものを作り出すには、長年の経験と丁寧な温度管理はもちろんのこと、ある種の感性が必要とされます。ほうれんそう栽培が難しいとされる理由がここにあります。また、多毛作による連作障害をいかに抑えることができるかということも大きな要因となります。
修一さんは、これらの、いわば「マニュアル通りにはいかない問題」に対し、自らの徹底した栽培管理と、部会員同士での頻繁な情報交換で、多くの問題を解決してきました。修一さんが抱く「仲間がいたからこそ」という強い思いは、一つ一つの問題を共に解決していく毎に高まり、また、それは、互いの共通意識として部会全体に浸透しているのでしょう。
産地化を目指す上で、技術革新やマーケティングは確かに重要な要素で。しかし、最も大切なことは、そこに和があるかどうか―。修一さんは、それを仲間と共に体現することで、真に魅力的な産地を目指し、日々、邁進しています。

『赤軸ほうれんそう』をメジャーに!「冒険はしない」生産者が取り組む大きなチャレンジ

農業において、修一さんのモットーは「冒険はしない」こと―。そんな、堅実な農業を心掛ける修一さんが、今、試みている挑戦がります。それは新たな品目である『赤軸ほうれんそう』の安定出荷と販売拡大。平成20 年度から徐々に作付けを行い、今年度は、部会で販売戦略も協議し、本格的に出荷を開始します。
目にも鮮やかな赤い茎が特徴的なこの野菜は、市場や量販店でのニーズも未知数。しかし、これまでの経験と消費者の動向から、「取り組む価値はある」と皆で決断しました。
大切な仲間たちと、確固たる意思を共有したチャレンジは、決して「冒険」などではなく、きっと、明日の産地化に向けた大きな一歩となることでしょう。
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