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梅干し
『飽食の時代』と言われる現代、しかしその一方で、若者を中心に、朝食の欠食が問題視されている。ある調査では、日本の朝食の欠食率は一〇lにも上るという結果があるほどだ…。時に、石橋さんにとって『メシ』と言われ、真っ先にイメージするもの、それは自家製の梅干しと、炊き立ての白米でいただく朝食。「一日の始まりはこれでなければ」と言う、七十年続く習慣だそうだ。「粗食に慣れてしまった。」と謙遜(けんそん)するが、米の旨さをしっかりと味わえる分、ある意味一番の贅沢。また、日々の営みの開始を告げる、大切な『生活の定番』でもある。
多様化の中で失われつつある食、そして生活の習慣…。新米が食卓に上るいま、立ち込めるごはんのおいしい湯気が、その営みを取り戻す一つのきっかけになって欲しいと切に願う。
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